塗装工事などで使用する飛散防止ネットのデメリットとは?

以前に足場に張る飛散防止ネットの目的や役割についてお話しました。周りに高圧洗浄の水や塗料が飛び散らないための大事な役割があります。そんな飛散防止ネットにも張ることにより欠点があることをご存じでしょうか。今回は飛散防止ネットのデメリットについて解説していきます。

塗装工事などで使用する飛散防止ネットのデメリットとは?塗装工事などで使用する飛散防止ネットのデメリットとは?

<飛散防止ネットを張ると…>

  • 風通しが悪い

足場の周りを囲むため密閉された状態になります。通気性がないため塗料の乾燥が遅れやすくなります。塗料が乾燥しないと次の作業が進まないため作業効率が低下していきます。

  • 時間やコストがかかる

足場を組んだり解体したり、ネットを張ったりと人手と時間が必要になってきます。そのため人件費がかかったり工事期間が延びたりする可能性があります。

  • 周りへの影響

足場組み立て・解体時の音、台風時の倒壊の恐れがあり、周りの迷惑になるため近隣とのトラブルになる可能性もあります。

飛散防止ネットにもデメリットがありますが塗装工事には欠かせないものになります。足場を組む工事をお考えの方など今回のデメリットも踏まえ考慮しておくといいかもしれません。今回は飛散防止ネットのデメリットをいくつか解説していきました。