今回は塗装工事に使われる塗料の成分についてお話ししていきます。外壁を紫外線や雨風から守ってくれる塗料、何で出来ているか知っていますか?
正解は樹脂、顔料、添加剤、溶剤の4つの成分で1つの塗料が出来ています。
それぞれ違った役割なので1つずつ解説していきます。
〖樹脂〗
塗料のメインとなるのが樹脂成分になります。樹脂は外壁の面を保護してくれる役目があり美観を与えるものになります。樹脂はウレタン、エポキシ、シリコンなどがあり塗膜の性能や特徴は樹脂によって大きく違います。
〖顔料〗
顔料は塗料に色を付ける材料になります。紫外線に強く耐候性に優れているので隠ぺい力が高いことが特徴です。
〖添加剤〗
添加剤は塗料に様々な性能を加えてくれる成分です。塗料を長持ちさせたり表面を滑らかにしたり塗料の質を保つために加えられます。
〖溶剤〗
溶剤は樹脂を溶かす役割があり壁へ塗料を密着させる力があります。塗装後の乾燥が早いこともありメリットのある材料の1つです。
このように4つの材料で塗料は形成されています。目的に応じた塗膜を作り出すことが出来るのです。4つのうち一つでも欠けると塗料を作ることは出来ません。
1つ1つが欠かせない大切な成分なのです。
今回は塗料は何で出来ているのか、塗料に含まれる成分の解説でした。