塗料に含まれる成分に溶剤という材料があります。溶剤は塗料と混ざることで伸びが良くなったり密着性を上げたりする役割があり、水性には水、溶剤にはシンナーといった材料を使っています。弱溶剤は水性と溶剤の中間くらいの耐久性を持っており外壁塗装にも適しています。今回は弱溶剤についてご紹介していきます。
【弱溶剤の特徴】
溶剤はシンナーを使うと先ほどお伝えしましたが弱溶剤は弱いシンナーを使います。溶剤ほどではありませんが密着する力があり、きつい臭いも抑えることができるのが特徴です。
弱溶剤のメリット
・耐久性がある⇒劣化の原因となる厳しい環境などにも耐えることの出来る耐久性を持っています。
・様々な用途に使える⇒中には金属や木部に塗布できない塗料が存在しますが、弱溶剤は様々な外壁に塗装することができます。
・臭いを抑えることができる⇒弱溶剤はシンナーを使っていますが溶剤と比べ臭いを軽減することができ周囲への配慮ができます。
弱溶剤のデメリット
・ひび割れしやすい⇒弱溶剤は柔軟性がないため衝撃に弱くひび割れを起こしやすくなっています。
今回は弱溶剤塗料についてご紹介しました。溶剤のような強い臭いを抑え、様々な材料と相性が良いため水性塗料では塗装出来ない住宅も工事することが可能です。弱溶剤はメリットがいっぱいなので魅力を感じた方は多いのではないでしょうか。